●チャレンジ戦展望
5人の121期生が激しいV争いを繰り広げるだろう。昼田達哉(24=岡山)は今年4V。別府は準Vだった1月開催以来、2度目の参戦。初日からパワー全開の走りに期待しよう。1月に落車があった坂田康季(25=佐賀)は今年はまだV1回だが、復帰後は順調に好成績を収めている。パワフルな走りで同期に立ちはだかる。昨年9月の高松以降はVがない地元の甲斐俊祐(24=大分)。それでも単発レースを除けば17節連続優出中で、現在は3連続準V中と安定感は抜群だ。地元戦は準V、決勝3着、準Vときっちりと存在感を示している。持ち味の積極的な走りから地元戦初優勝を目指す。
橋本陸(28=福岡)は3度目の当地参戦。急成長遂げた今なら、当地初優出は最低ノルマだろう。中野光太郎(23=徳島)は直前の地元戦で今年2度目のV。決勝は昼田達哉マークから自力にチェンジして捲りを決めた。ややムラな面はあるが、勢いに乗ったら怖い存在だ。
121期生以外では先月の富山で今年2度目のVを決めた浜田翔平(34=大阪)や、直近8節で7優出の後藤祐貴(33=兵庫)も軽視できない。3カ月ぶりに実戦復帰するベテラン・倉岡慎太郎(55=熊本)にも警戒を。