ガールズBは尾崎睦が不動の軸。8月京王閣23②❶で久々のVを決めて、前回伊東が11❶。決勝は坂口楓華が1着入線も外帯線内進入で失格となり、繰り上がり優勝。それでもゴール前、坂口に迫っていく脚を見れば、好調時に近い出来に戻ってきているのは明らか。今回のメンバーを見渡せば、完全優勝を狙える組み合わせだ。前回から調整程度の仕上げでも問題ないだろう。 

 尾崎睦に迫っていくのが高尾貴美歌(23=長崎116期)。6月四日市で初Vを決めて、7月久留米で2度目の優勝。ようやく機動に乗ってきたか。前回いわき平は15❺。ただ初日、パワー上位の小林優香を追走し、差し切った内容は光っていた。今節、決勝では尾崎睦に目標を絞り、ゴール前、勝負に持ち込むか。

 逃げて果敢な石井貴子(35=東京)も、きっちり魅せてくるか。通算12V。ハナを切った時のしぶとさには定評がある。前回青森22❹(優勝は荒牧聖未)。3日間、バックを取り、粘りに粘っている。今節の構成なら、オール連対で、きっちり決勝には進出し、上位着も十分だ。

 あとは何でも出来る河内桜雪(20=群馬122期)に注目。前回の地元前橋(755)は、さっぱりだったが、8月向日町2日目、好調吉川美穂の先行を捲り快勝。本来の出来に戻っていれば波乱を呼ぶ。気配に要注意を。


 ガールズA 
A級1・2班戦

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