南関東
塩島嵩一朗
クレバーな走り
神奈川の塩島嵩一朗が魅力たっぷりだ。第3回の記録会で1000㍍独走、1分5秒76を記録。1分5秒台というのが早期卒業の基準となっており、脚力は今回生でトップレベルと言っていい。さらに競技歴も長く競走もうまい。競走訓練では先行回数こそ少ないものの、流れを見極めながら捲りと追い込みを使い分け20勝を挙げた。現在、神奈川は郡司浩平を筆頭に北井佑季、松井宏佑と充実。その強力布陣を下から突き上げる存在になるはずだ。
女子も神奈川から大浦彩瑛をピックアップ。適正試験での入所と自転車経験は少ないものの、第3回の記録会ではゴールデンキャップを獲得。卒記決勝でも結果は6着だったが、果敢に風を斬って気持ちの強さをアピールした。目標の「ガールズグランプリ優勝」へ。伸びしろはたっぷりあるだけに、経験を積めば急上昇間違いなしだ。