A級見どころ
伸び盛り黒瀬Vチャンス
A級もS級と同じく飛び抜けた存在が不在で、V争いは混とん。誰を軸に取るか絞りづらいが若手自力型の黒瀬浩太郎を本命視。昨年7月に本格デビューして11月1日に2班特昇。1、2班戦5場所目の2月奈良ミッドナイトで逃げ切り初V。前々走大宮では予選、準決と1着で勝ち上がり決勝でも2着と好走している。決まり手は先行と捲りがほぼ、半々。持ち味は鋭いダッシュ。果敢な仕掛けで押し切りへ。
中四国連係で近藤誠二が黒瀬の番手。今年の優勝はないが2月以降、直近4カ月の連対率は5割を超えており成績安定。黒瀬の仕掛けにしっかり続いて直線勝負。ゴール前での差し切り逆転を狙う。
得点上位の小酒大勇は自在戦。今年のVは4回。前々キープから伸びると怖い。北日本のV候補は佐々木省司。動ける相笠翔太との連係から切れ味発揮か。上り調子の長谷部翔も鋭いタテ脚で好勝負。追い込み主体の寺沼将彦は位置と流れ次第で浮上する。