A級1・2班戦展望

 ガールズケイリンは石井貴子(34=千葉)が主役の座は譲らない。6月のパールカップ(岸和田)でGⅠ初優勝を飾り、高らかに復活をアピール。直前のGⅠ競輪祭・女子王座戦(小倉)でも決勝に進出。

 大一番は佐藤水菜(神奈川)にスピード負けしたが、今年9Vを飾っているように一般戦では格上の存在だ。自在脚が武器の石井だが、今回のメンバー的を見渡す限り自力で対処しそうだ。

 先行、捲りを使い分け中野咲(27=愛知)が逆転を狙う。前回の女子王座戦では目立たなかったが、一般戦はコンスタントに決勝にコマを進め、今年6回の優勝を手にしている。

 増田夕華(24=岐阜)もV圏内。今年の優勝は7月岐阜の1回のみと物足りないが、もつれる流れになると一発捲りを放つシーンも見られることだろう。

 好調度なら高尾貴美歌(24=長崎)も負けない。10月武雄で今年2Vをもぎとっているように決め脚は確かだ。


A級1・2班戦展望

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