
競輪のGⅠレース優勝16回、獲得賞金29億3830万円など数々の記録を塗り替えてきた競輪のレジェンド・神山雄一郎(56=栃木)が24年12月24日、都内で会見を行い現役引退を表明した。
神山は88年5月にプロデビュー、競輪王者として96年のアトランタ五輪、00年のシドニー五輪に出場するなど、自転車競技でも活躍。56歳まで上位ランクのS級で活躍したが、会見前日23日の取手競輪1着を最後に36年8カ月の競輪人生に幕を下ろした。
スポニチ本紙評論家が見た神山雄一郎の自転車道
競馬界のレジェンドも惜しむ
同期「雲の上の存在で〝神様〟」
本紙競輪記者「競輪道極めた」
プロ36年現役最多909勝
◇神山 雄一郎(かみやま・ゆういちろう)1968年(昭43)4月7日生まれ、栃木県小山市出身の56歳。作新学院高卒。88年5月プロデビュー。通算成績は2931戦909勝、2着460回。通算獲得賞金は29億3830万円。G1優勝はオールスター5回、高松宮記念杯2回、全日本選抜1回、競輪祭4回、寛仁親王牌3回、ダービー1回。自転車競技では96年のアトランタ五輪、00年のシドニー五輪に出場。1メートル80、87キロ。血液型B。

