石井貴子
ガールズケイリンは昨年のパールカップ(岸和田)を制した石井貴子(34=千葉)が断トツ。静岡GPは5着に敗れているが、今年一発目の取手を完全Vと貫禄を見せつけた。逃げてよし、捲ってよし、好位確保し追い込んでもよしと3拍子そろったガールズきっての実力者だ。位置取りも器用にこなせる石井が後手に回ることはない。
那須萌美
石井に挑むのは那須萌美(34=宮崎)。このところの安定感は目を見張るものがある。直前の佐世保も鋭い決め脚を披露し3連勝を飾った。位置取りがカギになるが、石井を後方に置き、先に仕掛けるパターンを築けると好勝負に持ち込める。
吉岡詩織
吉岡詩織(30=広島)も順当に決勝にコマを進めることだろう。自分のタイミングでスパートできれば好配を演出できる。好配と言えば高尾貴美歌(24=長崎)、宇野紅音(21=岐阜)がクローズアップされる。