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 出場メンバーは西日本のみ。明らかな主役は見当たらずV争いは横一線と言っていい。

 中部の軸は直近2場所の決勝で2着、1着と結果を残した追い込み型の笹倉慎也(富山・91期)か。ラインで機動力のある吉川希望(石川・111期)や松岡晋乃介(岐阜・109期)と連係。ゴール前で切れ味を発揮する。

 地元のベテラン追い込み型は島野浩司(愛知・62期)。落車後の不安はあるが好位を回って伸びると浮上する。

 近畿は動ける菱田浩二(京都・97期)と石口慶多(兵庫・103期)が同学年で力を合わせることになるか。追い込み型で堅実な小林卓人(大阪・79期)、中沢央治(大阪・59期)がガードを固める。

 中四国は藤原俊太郎(岡山・111期)が中心。自力でも強いが同県後輩で先行力ある保田浩輔(岡山・123期)がいて、勝ち上がって連係なら有利。追い込み主体の木村幸希(広島・109期)と中国3人で上位独占なるか。

 九州で怖いのはスピードある桜木雄太(福岡・123期)。元日が決勝の高知で完全V。前走立川では予選で逃げて1位入線も無念の押し上げ失格。ここで立て直しへ。同県の追い込み型で今節得点トップの高木和仁(福岡・76期)とタッグか。

 動ける高橋綜一郎(大分・119期)も九州連係から上位争いへ。松岡孝高(熊本・98期)も鋭さがあり位置次第ではV圏内だ。


ガールズ戦展望


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