ガールズ戦展望
小林莉子
今年唯一、優勝を飾っているのが小林莉子(31=東京)。年頭から準優勝、準優勝、優勝と安定感は抜群だ。佐世保は2度失格を喫しているバンクではあるが、完全優勝も2回経験。今回も俊敏な立ち回りでV争いをリードする。
当銘直美
昨年急成長を遂げた当銘直美(28=愛知)は今年もハイレベルな成績を残している。佐世保はちょうど1年前にVを飾っており、今回も見逃せないだろう。
鈴木彩夏(29=東京)は9場所連続で決勝進出中。直近4ケ月の競走得点も53点を超えてきた。追加参戦の村田奈穂(33=熊本)は前回の別府を連勝で決勝進出。徐々に本来の動きが戻りつつある。
豊岡英子(44=大阪)は前回の豊橋で、13場所ぶりに決勝進出を逃した。どこまで立て直せているか。今回のメンバーなら自力を出しそうな加藤舞(27=沖縄)も軽視はできない。佐世保は5場所走って3度決勝進出しており今回もファイナル進出が目標だろう。
実績ある梶田舞(38=埼玉)は12月の静岡で落車して長期欠場。出走となれば復帰戦になる。どの程度まで戻っているのか、前検日のコメントに注目したい。
点数以上のパワーを秘める篠崎新純(40=千葉)や、前回の名古屋最終日に初めて自力の決まり手で1着を獲った是永ゆうき(21=大分)も侮れない。宮西令奈(23=石川)は前回の松阪で決勝進出し勢いに乗っている。