男子新人戦展望


 次代を担うスター候補生が5月から全国各地でデビューする。男子127期、ガールズ128期は逸材ぞろい。第3回の記録会では養成所(競輪学校含む)始まって以来となる89人中、26人がゴールデンキャップを獲得した黄金期だ。

 市田龍生都は3年ぶり5人目となる早期卒業ですでにデビューしているが、他にもスター候補生が顔を並べる。

 男子注目株は尾野翔一(25=福岡)だ。プロ野球の独立リーグで活躍。自転車未経験ながらひたむきな努力が実を結び、瀧澤正光所長のT教場に選出され、ゴールデンキャップを獲得するまでに急成長した。競走訓練での51勝は断トツ。先行でも17勝を手にし、在所ナンバーワンの座に輝いた。

 同じ北九州から、ひと足先にデビューした阿部英斗(125期)も好素材だが、尾野は北九州が生んだスーパースター吉岡稔真氏の再来を思わせるスーパールーキーなのだ。ナショナルチームにも所属する尾野が根っから熱い熊本ファンの前でド級のタテ攻撃を演じて見せる。

 尾野攻略の一番手は三神遼矢(23=福島)だろう。アマ時代(日本大学)の三神は22、23年の国体スプリント種目を連覇。鳴り物入りで入所した。競走訓練では自力で34勝を挙げ、卒業記念レースも制したエリートだ。ナショナルチームに所属する三神は尾野と同じく世界の舞台を目指す。

 尾野VS三神の印象だが、割って入るのは康一(58期)を父に持つ杉浦颯太(19=北海道)。インターハイのスプリント優勝などアマ時代の実績は申し分なし。競走訓練ではゴールデンキャップを2度獲得した。ダッシュ力光る杉浦の動向も見逃せない。

 強地脚を武器にもつ安達光伸(23=岐阜)は先行で10勝、トータル36勝をマークして3位の好成績を収めた。セールスポイントでもあるスタミナを武器に上位進出をもくろむ。

 父・英伸(82期)を追って輪界デビューする大塚城(19=静岡)も記録会でゴールデンキャップを2度獲得しポテンシャルの高さを示した。戦法を使い分け、19勝をマーク。レースセンスの良さを見せつけた。

 在所7位の丸山留依(19=静岡)も父に啓一(74期)を持つ二世レーサー。記録界でA評価を2度得ている真木寛斗(22=愛知)、最後までタレない強地脚が持ち味の諸隈健太郎(24=高知)、2度のA評価を得た新垣慶晃(24=沖縄)らルーキーの走りから目が離せない。


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