ガールズ戦展望


 昨年のガールズグランプリ女王の石井寛子(39=東京)がV候補筆頭だ。武雄は2月のナイターで決勝3着。武雄はこれまで6場所走ってV2回、準V3回で4着以下が1度もなく得意としている。俊敏な立ち回りで貫禄を示すとみた。

 今年は3度のVがあり、直近4ケ月の競走得点で石井を上回るのが那須萌美(34=宮崎)。武雄は開催中止になった節を除けば1度も決勝進出を外しておらず、Vこそないが準Vが6回もある。石井らを破って今回こそ当地初Vなるか注目したい。

 飯田風音(23=埼玉)も今年3V。安定感があり爆発力もある。武雄は初参戦になるが直線長い当地は戦法的にも合いそうで見逃せない。

 今年は未勝利ながら3連対率5割オーバーの元砂七夕美(29=奈良)、今年12場所で9度決勝進出している長沢彩(36=福岡)もしぶとい立ち回りでファイナル入りを狙う。

 又多風緑(23=石川)や南円佳(25=熊本)に、地元の田中月菜(24=佐賀)の奮闘にも期待が懸かる。


S級戦展望


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