ガールズ戦展望


 6月19日最終日のGⅠパールカップ(岸和田)は佐藤水菜が優勝を飾った。今回のガールズケイリンはいわゆる裏開催。一線級の姿はない。それだけに誰にでもチャンスがある混戦相場と言えよう。

 中心に推すのは大浦彩瑛(29=神奈川)だ。社会人からガールズケイリンの門を叩いた苦労人は地道なトレーニングで脚力アップ。3月岐阜を①②❶で初優勝を飾ると、同じく4月の岐阜を3連勝で2度目のV取りを果たした。スピードを生かしたかまし、捲りで先陣を切る。

 村田奈穂(33=熊本)が好勝負。通算9回の優勝を飾っているが、今年は1Vとスローペース。体調さえ問題なければ得意の捲りで活路を開ける。

 4月宇都宮を3連勝で初Vを手にした五味田奈穂(27=千葉)は直前の平塚も制し好調をキープ。こちら五味田がV争いに割って入る。

 S巧者・小坂知子(39=岐阜)、復調・成田可菜絵(38=大阪)、機動力兼備の小林真矢香(24=石川)が好配当を演出する。


チャレンジ戦展望


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