A級1、2班戦展望


 優勝候補筆頭は佐藤幸治(39=長崎)だ。2月の当地S級戦で決勝2着以来の地元でのレース。降級初場所となった函館でも準決勝1着、決勝3着と力を見せており、優勝のチャンスだ。ポイントリーダーでもあり、ここはきっちりと決めて故郷に錦を飾りたい。

 対抗格には2班でも125期の高橋舜(24=宮城)を推す。2月の平塚でチャレンジからの特別昇班を果たすと、3月の宇都宮で決勝2着、6月の松戸でA級初優勝と、順調な成長曲線を描いている。さらなる高みへS級からの降級選手相手にも実力を誇示したいところだ。

 現時点では競走得点100点超えの加藤将武(23=埼玉)は降級後初場所。前期は3月の四日市GⅢ最終日に1着、4月の地元・大宮で決勝4着など、力はある選手だけに、弾みをつけられるか。

 降格後初場所の防府で決勝3着だった塩崎隼秀(24=愛媛)、同じく静岡で決勝5着だった松尾信太郎(42=福岡)も優勝候補。

 2班では準決勝の壁を定期的に突破できるようになってきた火島裕輝(22=愛媛)、チャレンジから上がってきた入田龍馬(22=鹿児島)の最年少コンビも活きがいい。


チャレンジ戦展望


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