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A級1・2班戦展望


 昨年12月に2班に特昇し、前走弥彦で今年4回目のVを決めた川上隆義(栃木・125期)。鋭いダッシュとスピードを武器に、初登場となる名古屋バンクでも好走へ。同型の依田翔大(山梨・123期)が関東同士で川上との連係を選ぶかどうか。追い込みが主体の寺沼伊織(東京・115期)、宮内善光(群馬・88期)が、それぞれ川上と依田に分かれて付いて2車ずつのラインとなることも。

 中部勢も戦力は充実。若手で力のある先行タイプが児玉虎之介(岐阜・123期)、佐藤大地(三重・125期)と2人。追い込みが基本の坂上樹大(石川・80期)、太田剛司(愛知・97期)、西村豊(三重・84期)が援護役だ。

 北日本は藤根俊貴(岩手・113期)が軸か。自らも動けるが積極策で勢いある角田光(福島・125期)と連係できれば好展開が望める。直近2場所でV、決勝2着と上昇ムードの金沢幸司(福島・91期)も鋭い差し脚を武器にV争いへ。

 南関は自在性もある栗本尚宗(千葉・113期)か志佐明(神奈川・107期)が自力基本の組み立て。追い込みの桜井丈(静岡・89期)、稲葉一真(静岡・100期)が2人の仕掛けに乗る。

 近畿の主力は谷口友真(大阪・109期)。直近2場所は準決を1着クリア。自力で仕掛けて持ち味を生かすか。2班に上がって4場所目の西岡利起(奈良・125期)が勝ち上がれば前を任せる選択もある。


チャレンジ戦


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