チャレンジ戦展望


 127期ルーキーの新垣慶晃(24=沖縄)の実力が抜けている。7月の玉野でいきなり完全Vの鮮烈デビュー。以降は優勝こそないが全4場所で決勝進出を果たしている。優勝に最も近い存在だ。

 同期の谷沢優貴(20=三重)が追う。2場所前の地元・松阪では連続1着で勝ち上がり、決勝で2着。前回の岸和田でも予選から連続1着で決勝5着と、初Vまであと一歩に迫っている。初の栄光をつかみ取れるか。

 2班からの降班組も負けてはいない。ポイントリーダーの渡会啓介(49=愛知)は今期初場所となった福井の決勝で失格。次場所の富山では初日に落車と散々だったが、復帰した前回の松阪で決勝2着と実力を誇示した。若手と張り合える実力はまだまだ健在。貫禄を見せられるか。

 ホームバンクは小倉だが準地元となる別所英幸(45=福岡)にもチャンスはある。

 127期ルーキーは新垣、谷沢に加えて小西涼太(23=岡山)、右近陸人(25=山口)の2名も参戦する。


A級1、2班戦展望


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