チャレンジ戦展望


 ケレン味のない自力攻勢を演じる127期の新人がV戦線を力強くけん引する。今回のチャレンジ戦にはルーキー3人が挑むが、中でも前回の佐世保で怒濤(どとう)の捲りを決め、デビュー初Vを手にした伊藤涼介(24=広島)が注目株だ。

 ダッシュ力を武器に7月豊橋の本格デビューで②①❷、続く小倉も①①❷と潜在能力の高さを見せつけた。そして直前の佐世保決勝は先捲りする同期のライバル吉田航(大分)の外を強烈に捲って3連勝の圧巻ゴールを決めた。

 課題は地脚と言うが、ベテラン相手のチャレンジではその脚力は一枚抜けている。初挑戦の別府バンクでもハイパワーを駆使し2度目のVに照準を絞る。

 対抗視されるのは地元で気合の入る山本康旗(25=大分)だ。本格デビュー2戦こそベテラン勢の動きに翻弄され苦戦したが、前回富山を②②❸とまとめるなど多いに見せ場を作った。

 大学(九州共立大)まで野球で汗を流し基礎体力は十分。安東英博(87期)の指導のもと、着実にパワーアップ。5月のルーキーシリーズ以来、2度目の地元戦にむろん気持ちは乗っている。伊藤に対し、こちら山本も全開勝負を心がける。

 もう一人の新人・諸隈健太郎(24=高知)もV圏内。本格デビュー後、3場所連続優出、うち2場所前の佐世保では持ち前の強地脚を発揮し初Vを飾っている。順当なら前述3者のルーキーによる力勝負が有力だ。


 ベテラン勢では前期A級で持ち点最上の作田悦章(43=徳島)が魅力。諸隈とはラインだし、V最右翼の伊藤とも連係できるまたとないあっ旋。完全Vを飾った今期初戦の弥彦以来の優勝も可能だ。

 北日本は小松剛之(51=宮城)、中里福太郎(30=北海道)に食指が動くが、層の厚さでは伊藤、諸隈を擁する中四国勢に分が悪い。


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