ガールズケイリン展望


 地元の平塚ガールズGP出場を目指して奮闘中の尾崎睦が圧倒的な存在感を放つ。今年は11度のVを飾り、66走して37勝、2着は18回。1着率56%、2連対率83%は昨年の数字を上回っている。別府は23年6月の23❸だった以来の参戦。これまで4度の参戦で1度もVがなく、今回は当地初Vのチャンスだ。

 永礼美瑠(25=愛知)と西脇美唯奈(24=愛知)の愛知両者も侮れない。

 永礼は尾崎に次ぐ競走得点を有するが前場所の玉野予選2で落車。状態面に不安も残す。

 西脇は9場所連続で決勝進出と安定感を取り戻した。3場所前の岸和田で23年12月西武園以来となる優勝。昨年は12勝だったが、今年はすでに16勝を挙げている。白星のほとんどが捲りで今回も痛烈なスピードを披露する。


 加藤舞(28=沖縄)は4場所連続決勝進出中で、3場所前の高知では約3年8カ月ぶりのVを飾った。高木佑真(26=神奈川)は直前の大宮で準Vと奮闘。7月の当地戦でも23❷と大活躍し、今回も見逃せない。

 復調ムードの林真奈美(39=福岡)や、前場所の大垣で久しぶりに決勝進出を果たした中川諒子(71=熊本)、8月の静岡でデビュー初優勝した三森彩桜(25=福島)に、地元で奮闘を狙う溝口香奈(40=大分)にも注目したい。


A級1、2班戦展望


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