A級1・2班戦展望

竹内雄作
今期7月からA級に下がった竹内雄作(岐阜・99期)は来期1月に再びS級へ。約14年ぶりのA級戦ではここまで13場所を走って全て決勝に進み優勝3回、決勝2着2回、3着3回。S級時と同じ積極的なレーススタイルでまずまずと言える成績を残している。逃げ切りで制した前走ホーム戦の大垣に続き、ここも果敢な走りでVへ。
地元で竹内と同期の山口智弘(愛知・99期)と鈴木幸紀(三重・78期)が中部で山口と連係。ラインでの上位独占を目指す。
近畿のV候補は菱田浩二(京都・97期)。竹内と同じく自力で好走。今期優勝3回など安定した成績を維持している。今期ここまで竹内との対戦はないが初日特選から好勝負へ。しっかりと力を出し切る。
もう一人、動ける近畿の主力は北川大五郎 (大阪・103期)。番手でのレースも器用にこなせるが、先輩の菱田とどう連係するかが注目される。
富武大(山口・121期)も機動力は確か。ただ、11月に出走予定だった3場所を欠場しての復帰戦。状態面がどうか。
中四国で上田学(愛媛・69期)が富の後ろで食らい付く。
九州を引っ張るのは鶴良生(福岡・111期)。今期は7月に2V。前走京王閣では予選、準決と最終バックを取って1着、準決2着。流れに乗ると怖い存在だ。


