A級1・2班戦展望


 中近、中四国、九州から精鋭が顔を並べるA級戦は波乱含みといえるが、それでも直近4カ月の競走得点96.42を持つ小原周祐が一歩リードする。

 23年から3年間、S級に在籍。今期は無念の降格となったが、さすがにA級では格の違いを見せつけている。降格一発目の久留米から直前の小松島まで7場所を消化。うち4Vを飾っているのは立派だが、それに加え3連対100パーセントなのは何より安定感の証明だ。

 今回は同じ四国の中野光太郎(26=徳島)との連係になるだろう。2月岐阜の初日に落車し、2カ月余りを欠場したのは気になるところだが、復帰戦の前回熊本❺①❷の動きを見る限り問題はなさそう。中野―小原が息の合った四国連係。差し脚好調な小原が中野のスピードをもらい鋭く伸ばしてくる。


 地元の富武大(28=山口)がどう出る。四国勢との連係を選ぶのか、それとも自ら動いて活路を開くのか。体のケア、練習と地元戦に備え調整万全の富の動向も見守りたい。


 中部は吉川起也(42=富山)が代表格。S級降格後の今期はコンスタントに決勝進出。前々回の富山決勝では捲りを決め今期初Vを飾るなど脚力は上位。ベテラン舛井幹雄(54=三重)が吉川マークで食い下がる。年齢とともに差し脚のキレは衰えているが、S級実績も豊富でマーク力は確か。中部コンビが侮れない。


 九州から松本憲斗(29=熊本)が名乗りを挙げる。24年から2年間在籍したS級では洗礼を浴び続けてきたが、降格一発目の別府を3連勝するなどA級では常にV候補に名を連ねる。直前の久留米では❻③⑤と悔しい結果となっているだけに軌道修正を図りたい。


 格付け2班ながら細中翔太(26=岡山)が力を付けている。得点を91.76まで押し上げS級点にも手が届く勢いだ。前述の富が細中に乗れるパターンになれば勝機を見いだせる。


ガールズ戦展望


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