先行予想男子西日本

太田 世界の快速男

 世界クラスの脚力で席巻する。パリ五輪で日本代表にも選ばれた太田は、世界を舞台に羽ばたいている。昨年はアジア選手権など7個の金メダルを獲得。

 勢いは衰えることなく加速するばかりで、今年もアジア選手権トラックスプリントで金メダルを獲得。香港で行われたワールドカップ第2戦のスプリントでは東京、パリ五輪の2大会で5個の金メダルを獲得し、防府ワールドシリーズでも圧倒的な強さで優勝した〝世界王者〟ラブレイセンを撃破して銀メダルを奪取。ジャパントラックカップでも3個の金メダルを獲得。名実ともに日本を代表する快速スプリンターと言える。

 昨年は高松宮記念杯を含めて特別競輪で4優出を果たした。ワールドカップ後の日本選手権では準決敗退も2勝の活躍。二次予選では志田龍星ラインを受けて3番手から捲り返すと、松浦悠士を振り切り押し切った。「疲労回復もできていたし、自分にとってはいい日程でした」と振り返る。柔軟に競輪と競技の〝二刀流〟をこなす。脚力は参加メンバー屈指で、初のGⅠタイトル奪取への期待もかかる。勝負どころで異次元のスピードを発揮して競輪でも頂点に立つ。

古性 最高のリズム

 古性優作は最高のリズムで地元のひのき舞台に臨む。日本選手権は4連勝で優勝して、グランプリスラムへ王手をかけた。熟知するホームで近畿の中軸となって当大会3度目のVを狙う。スピード豊富な寺崎は前回の宇都宮記念を制してリズム上々。自慢の快速を発揮して2度目のGⅠ制覇に挑む。脇本はウィナーズCの落車から全プロ記念で復帰も大敗を並べた。復調途上の段階か、本来の走りをできれば十分争覇権だ。

 犬伏湧也は破壊力絶大。組み立ては単調な面があり時にはもろさもあるが、豪快な仕掛けで別線をねじ伏せる。待望のGⅠ奪取を目指す。嘉永泰斗の運びは的確。仕掛け損じなく、トップクラスのタテ脚を発揮。捲り強力な山口拳矢にも注目したい。


▶女子東日本
無敵の強さ
佐藤水菜
◀男子東日本
関東の重戦車
佐々木悠葵


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