

高尾貴美歌
今節は主力の力が接近していて軸を絞りにくいが、直前の平塚で今期2度目の優勝を飾った高尾貴美歌に期待したい。今期は2度の優勝と3度の準Vがあり、今年初戦の小松島から平塚までの12場所で決勝を逃したのはわずかに1度だけ。連対率は7割に迫り、3連対率も8割以上と安定感は群を抜いている。ずば抜けた先行力やパワーがあるわけではないが、鋭い読みに基づくクレバーなレース運びで確実に上位に食い込んでくる。久々の優勝を飾り、状態も悪くない。

細田愛未
これまでの実績からすれば細田愛未が対抗格か。2月西武園での優勝以降は準Vと予選敗退を交互に繰り返しており、好不調の波が大きいのは気になる。特別競輪での経験豊富な選手だけに、ここはしっかりと立て直してくると期待したい。強力なダッシュ力を生かして自分のタイミングでうまく仕掛けることができれば、V争いをリードすることも可能だろう。
三森彩花は4月名古屋から直前の5月いわき平まで4場所連続で決勝に乗れていて、そのうち名古屋では準V、4月伊東では決勝3着と調子を上げている。昨年8月静岡での初優勝以降も位置取りや直線での伸びは確実に良くなっている。今節はメンバー的にも2度目の優勝を狙うチャンスだ。
田中まいは今期2度の準Vがあるものの、決勝を逃すことも少なくなく、状態的には万全とはいえない。ダッシュ力は細田に引けを取らないものがあるだけに、自分の持ち味を存分に生かして、反攻のきっかけをつかみたい。磯村光舞は直前の5月青森決勝では強豪の坂口楓華に最後まで必死に食らいついて今期2度目の準Vと好戦した。青森とその前の名古屋で連続ファイナルと調子は上向いている。
枝野美奈は今年4月のオールガールズクラシックでGⅠに初挑戦。1着はなかったものの、大舞台で大きく崩れることもなく、ポテンシャルの高さを感じさせた。展開が向けば上位を争える力は十分にある。黒沢夢姫(28=埼玉)、高橋朋恵(31=東京)、先行力がある牧田咲子(25=神奈川)にも要警戒だ。

