防府競輪のFⅡモーニングレース「ニッカン・コム杯・せいらカップ」が4日から3日間開催される。今シリーズはA級、ガールズケイリンの2本立て。

 A級は安定感が際立つ池野健太(34=兵庫)がV争いを力強く引っ張る。S級降格後の今期はすでに4Vを飾るなど機動力はピカイチだ。ガールズケイリンはGⅠ常連の梅川風子(35=東京)が主役の座を譲らない。

★A級1・2班戦展望

 A級S級降格の実力者がそろう混戦相場だが、そんな中、池野健太が降格後の今期は抜群の戦歴を残している。降格初戦の大垣を❸①❶、続く京王閣も❻②❶で連覇。さらに前々回の静岡❼①❶、直前の松坂を❶①❶でぴしゃりまとめた。

 今期は6場所を消化し、すべてで決勝に進出。4V、準V1回と文句なしの成績を収めている。捲りの破壊力は群を抜くし、逃げてもよし、番手戦も器用にこなす自在派の池野がS級だった2月FⅠ(②①❻)以来の防府33バンクで躍動する。

 安定と言えば今野大輔(32=岡山)もその一人だ。降格初戦の当地をパーフェクトV。2戦目京王閣も❷①❶で存在をアピールした。直前の地元玉野こそ決勝で吉田智哉(愛媛)に捲られV取りを逃がしたが、重鎮・石丸寛之(岡山)と櫻井宏智(広島)を引き連れ、なかなかお目にかかれない先行で3着に粘り込んだ。

 こちら今野は調子を上げてきた田中和磨(30=岡山)と連係できる強みもある。さらに滝本泰行(30=岡山)がライン参加。田中―今野―滝本の陣容は強力そのもの。ライン戦ともなれば冒頭の池野の牙城を岡山勢の核を形成する今野が切り崩せる。

 九州も成松春樹(40=佐賀)と中村健志(40=熊本)のS落ち両者が見せ場を作る。積極的な石川航大(27=宮崎)に乗れる形になると互角の勝負に持ち込める。タテ脚兼備の成松に復調ムードの中村がおそらくマーク。九州勢の動向も見逃せないものとなる。

 中部はタテ脚自慢の出口謙一郎(27=岐阜)が先陣を切る。小林信晴(48=愛知)、金子貴志(50=愛知)がラインを組み上位陣を脅かす。

 四国は持ち前のダッシュ力を生かす宗崎世連(35=高知)が名乗りを挙げる。吉川嘉斗(33=徳島)が番手戦から波乱を演出。

 地元の国村洋(49=山口)も地元戦に備え挑戦は万全。前述の岡山勢との連係で決勝進出を目指す。

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