◆チャレンジ戦

渡辺諒馬
競輪界注目ルーキー・渡辺諒馬が久留米に初参戦。強烈なダッシュと格上のスピードで優勝戦線をリードする。競輪選手養成所では第3回記録会でゴールデンキャップを獲得し、在所3位の好成績を収めた。
本格デビューとなった7月松山では前評判通りの実力を発揮し、いきなり初優勝を飾ると、その後も安定して決勝に進出。7月佐世保の新人アドバンスの出走メンバーにも選ばれている。
2019年の高校総体(インターハイ)のポイントレースで優勝し、その後は国内トップカテゴリーのロードレースチーム「VC FUKUKA」に所属。100㎞以上走ったあとに時速70㎞でゴールに突っ込むエーススプリンターとして活躍し、2023年にはプロ初優勝を飾っている。
ロードレースで磨いたスプリント力をさらに生かせるカテゴリーとして競輪界を目指し、ルーキーシリーズの5月熊本初日には11秒2、佐世保2日目は最後方から単騎で追い上げ10秒8の上がりタイムをマークしており、ダッシュ力とスピードは上のクラスでも十分に通用しそう。決まり手は捲りが46%と最も多いのは、渡辺が持ち前のスプリント力を生かす走りができている証拠といえる。

森田瑞基
渡辺に続くのは地元・久留米の森田瑞基とみる。経験不足からくるレースの組み立てのまずさから苦戦することが多かったが、直前の8月玉野では本格デビュー後初のファイナル進出を決め、気配は上向き。
玉野初日、2日目は最終バックを取る走りがしっかりとできていた。上がりタイムも11秒台をキープと渡辺に迫るスピードが期待できる。
なにより走り慣れた地元バンクでの開催は、森田にとっては大きなプラス材料。129期の児玉東次郎(19=岐阜)はややムラ脚で大きな着を取ることも多いが、すんなりとペースに乗れば渡辺、久保田ら同期のライバルに十分対抗できる力がある。

宮崎一彰 
中井大介
ベテラン勢では宮崎一彰(51=高知)と中井大介(56=福岡)に期待。宮崎はここ2場所続けて決勝を逃しているが、7月は広島で優勝、続く奈良で決勝3着に入った実力は侮れない。強力なタテ脚を秘めた宮崎なら、渡辺の捲りにも十分について行けるはず。
中井は今期ここまで5場所を戦って決勝を逃したのは1場所だけ。直前の8月熊本決勝では、ルーキー・久保田智之の初Vをアシストし自身も2着に入る活躍を見せた。

山崎光展 
戸田康平
今節も好調を維持できており、森田と好連係なら前節以上の好成績が狙える。ここ2場所続けて決勝に進んだ山崎光展(39=京都)、安定した先行力を誇る戸田康平(34=香川)にも要注意だ。

