A級1、2班戦展望

小玉拓真
今期3Vの小玉拓真がシリーズリーダーだ。今期は一度も決勝を外さず、前場所の武雄決勝は鋭い捲りを決めて今期3度目のVゴールに飛び込んだ。自分で動いても強い上に、竹内翼を目標にできるならさらにチャンスは拡大する。熊本は24年12月の❶①❷以来の参戦で今回も好走必至だ。

竹内翼
10年ぶりにA級戦を戦う竹内翼の機動力も見逃せない。優勝は8月西武園のみと強さを考えれば物足りなさはあるが、破壊力ある一撃で別線に立ちはだかる。

村田瑞樹
村田瑞樹は準優勝だった5月の当地戦に続く奮闘を狙う。バック数が減って近況は先行の決まり手も0。展開に応じた柔軟な走りで上位進出を目指す。前期S級の桑原亮は先月末の別府で今年初Vとリズム上昇中だ。
注目の新鋭・川村峻輝もここで復帰戦を迎える。2月の特別昇班し、3月小倉、5月岸和田で1、2班戦優勝と順調だったが、5月の弥彦決勝で誘導員早期追い抜きの失格。それ以降は実戦から遠ざかった。
練習でパワーアップを遂げているのは間違いなく、あとは実戦でどこまで力を発揮できるか。ルーキーシリーズの初戦で走った思い出のバンクで、再び進撃を開始させる。
篠原忍(44=愛知)は7月佐世保の落車の影響でやや精彩を欠いているが、そろそろ状態も上がってくるか。熊本は500走路時代にS級で準V実績もある。
潜在能力高い下岡優季(36=愛知)が90点近くまで戻してきた。強烈なダッシュは別線にとっては脅威だ。
中近勢は篠原の他にも富永益生(55=愛知)、渡辺健(53=愛知)、鷲見逸喜(48=岐阜)、小林卓人(48=大阪)、前田拓也(52=大阪)と経験豊富な追い込み陣が多い。村田や下岡、川村との連係から上位進出を狙う。
88点持つ中井勇介(44=大阪)は7月伊東決勝の落車からの復帰戦。実戦勘に不安を残すが、初日の12日は45歳の誕生日。自力番組なのか番手回りの番組なのかにも左右されるが、長欠明けの不安を一掃するバースデーにしたいところだ。
前期S級の吉川嘉斗(33=徳島)は直近2場所で3勝奪取と復調ムード。宗崎世連(35=高知)は8月の地元戦決勝の落車からの復帰戦。ケガの影響が心配される。
松下綾馬(29=岡山)の先行力、直近3場所で2度の決勝進出を果たしている岩本純(45=岡山)の差し脚にも警戒が必要。山崎駿哉(29=岡山)、白井優太朗(25=広島)も軽視はできない。
地元勢は前期S級の谷口力也(29=熊本)を筆頭に、徳永泰粋(23=熊本)、田中会心(26=熊本)、園田鉄兵(43=熊本)、小山峻汰(26=熊本)の5人が参戦。
谷口は降級初戦の取手準決勝で落車し、実戦から遠ざかった。地元で復帰するからにはいきなり好走できる仕上がりになっているはず。あとは3カ月ぶりの実戦でレース勘がどうかだろう。徳永と田中は5場所ぶりの決勝進出を狙って参戦する。
名川豊(36=福岡)、高橋優斗(29=大分)、工藤文彦(43=沖縄)、長松大祐(28=大分)の奮闘にも期待したい。


