渡辺雄太は南関東を代表する選手に成長している。今年はFⅠ戦で5Vと決定力が光っている。粘り強い脚質が特長で、外併走も苦にしない。戦法の幅も広く、柔軟な運びから立ち遅れずに攻めて勝機をつかむ。

 内藤秀久は共同通信社杯では要所で鋭い伸びを見せて決勝に進出。決勝はアクシデントもあったが準V。自慢の決め脚を発揮して存在感を示す。

 南関の大型機動型は野口裕史だ。攻めに迷いはなく、赤板先行も苦にしない。9月平、平塚は連勝で優出を果たし調子も戻ってきた。豪快な仕掛けで一気に主導権を握る。