ガールズGPトライアル(競輪祭)にトップクラスが参戦しているため、メンバーは小粒。近況は捲りも決まっている野口諭実可にVチャンス到来だ。決勝にもコンスタントに進出。前々回の久留米の予選2で落車しているが、直前の武雄で決勝にコマを進めるなど動きはスムーズ。何しろ地元戦。柔軟な立ち回りから昨年2月の小倉以来、2度目の優勝を目指す。

 対抗格は南円佳。8月ガールズドリーム(西武園)にも選出された人気レーサーだが、このところは苦戦続き。前回の静岡は予選1で7着し2日目以降を欠場と不安残しだが、調整にぬかりはない。こちら南もメンバー構成上、自力兼備の運行とみた。

 スタート早い小坂知子、しぶとい位置取りが印象的な黒河理由実、復調気配の元砂七夕美、成田可菜絵が第2勢力。地元の新人・安東莉奈の動向も見守りたい。


 チャレンジ戦