●A級1・2班戦


 常次勇人は昨年7月本デビューからチャレンジ戦を3場所完全Vでストレート通過。2班に特昇し、2場所目の8月松阪で初V。9月川崎で落車負傷のアクシデントはあったが、40日後に実戦復帰すると再び進撃。今年に入って決勝2着3回、2月名古屋ミッドナイトでは1、2班戦2度目のV。積極果敢な走りで力をアピールしている。ここも先行基本の組み立てで強さを見せそう。近畿同士で差し脚鋭い野口正則(奈良・105期)が番手を回ってガード。最後は両での直線勝負か。

 地元コンビが浅見隼(東京・115期)―山崎充央(東京・83期)で厚いタッグ。2人ともホームは当地ではないが東京のバンクで気合の走り。浅見がしっかり仕掛けるとワンツーが浮上する。関東では積極策に徹して一戦ごとに力を着けている片桐善也(新潟・117期)も気になる1人だ。

 競走得点最上位は荒沢貴史(北海道・85期)。北日本の自力型が少ないことは気になるが底力ある緑川修平(福島・95期)との連係が望める。

 南関はダッシュいい本多哲也(千葉・97期)と追い込みで実力を維持するベテランの三住博昭(神奈川・61期)。自力勝負の本多がタイミング良く出るようなら怖い。

 常次と同じく今期2班でも確かな機動力を持つ若手が犬塚貴之(愛知・117期)。スピードを生かした仕掛けで好勝負へ。岐阜支部長の藤原誠(岐阜・69期)が犬塚と中部で連係。しっかり食らいつき連独占を目指す。


チャレンジ戦

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