チャレンジ戦展望

 チャレンジレースは毎度のこと125期のルーキーがV争いを引っ張る。新人は5人参戦。中でも3度の完全Vを飾るなどハイスピードの小川三士郎(24=徳島)に期待する。父・圭二(68期)、兄・丈太(111期)、弟の将二郎(121期)の競輪一家で着実にパワーアップしている印象だ。

 その小川が9月別府から3場所、優勝を逃がしフラストレーションが溜まる。ここらで軌道修正し、9月小田原以来4度目のVへ、自慢のパワーを発揮する。

 力勝負を挑む野村賢(20=山口)は7月高知の本デビューから10場所すべて決勝に進出。10月熊本、直前の松戸を制し勢いがある。さらに同県同期の藤井優希(25)と連係できる強みがある。こちら藤井もここまで2V。藤井が徹底先行タイプだけに今のところ前後は分からないが、並べば番手を回る方が優位に運べる。

 東勢の中では齊藤英伊須(20=青森)と山下祐輔(22=千葉)がV圏内。とくに齊藤を警戒。今のところ優勝の美酒を味わってないが、アマ時代に長距離種目で活躍しただけあって、強地脚の持ち主。在所時の記録会ではオールAに評価され潜在能力は高い。


★ガールズ展望


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