真備がGP優勝報告会でまさか…
④引退選手
毎年20人前後がデビューするガールズケイリン。ただ、もちろん去る者もいる。直近では高木真備。その引退は今年の輪界No.1ニュースに内定したといっていい。昨年、念願のガールズグランプリを制覇。しかし、そこから4カ月後、ホームバンク・京王閣で行われた優勝報告会で「やり切った」と引退を発表した。16年にはファン投票1位にも輝き名実ともにトップレーサー。惜しまれつつ全盛期で現役を退いた。5月16日に正式に選手登録が抹消され、現在はかねてより興味のあった保護犬、猫の勉強をしている。
また、102期の中山麗敏(りーみん)は3年でバンクを去った。10年前、12年平塚で行われた開幕戦で勝ち星を挙げ歴史に名を刻む。その年のガールズグランプリにも出場したが、15年11月のレースを最後に引退。大学時代に取り組んでいたボクシングの道へ専念した。同期・後閑百合亜もGⅠ3勝を誇る信一氏の娘ということもあり注目を集めた。落車の影響もあり15年に引退。現在は競輪レポーターとして活躍している。