準決11Rで渡辺が大本命の吉沢を後方に置き、うまく中団を確保すると直線で空いたコースを突き抜けて快勝。3連単6万円台の波乱を演出した。「前回よりはいいが、いい時なら捲れている。絶好調という感じではない。連勝といっても、うまく走ってごまかしながら」とトーンは上がらなかった。19年5月の川崎以来、2度目のS級優勝を狙う決勝は山賀の前を回る。「自分は後ろもあるが、今回は前。優勝できる脚と強気には言えないが、チャンスがあれば」と控えめだが再度、穴党を喜ばせてもおかしくはない。
【取手FⅠ最終日11R】渡辺 再度V狙う
2021/12/5