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【大垣GⅡウィナーズC決勝】脇本雄太 小林優香 世界の脚

【男女で自転車日の丸戦士が違い魅せた】
 

中日のレジェンドである山本昌(左端)、岩瀬仁紀(右端)両氏に囲まれ笑顔の脇本雄太と小林優香

 

 脇本完勝―。
 
 GⅡ「第3回ウィナーズカップ」の決勝戦は24日、岐阜県・大垣競輪場で行われ、先行日本一の脇本雄太(30=福井・94期)がまくって優勝、賞金2130万円(副賞含む)を獲得した。
 
 また「ガールズケイリンコレクション2019大垣ステージ」(優勝賞金213万円)は小林優香(25=福岡・106期)が優勝した。
 
【まくりサク裂‼】
 

賞金ボードを掲げる脇本雄太

 

 同じナショナルチームの仲間である小林優香が、先に行われたガールズコレクションで圧勝。最高の力水をもらった脇本に、もはや死角はなかった。
 
 「決勝は4日間の中で一番展開が向いていた。山崎君が行ったときが、自分のタイミングと全く同じ。凄く運が良かったです」
 
 世界選手権を終え、本来ならつかの間のリフレッシュ期間。ブノワ監督には〝自転車のことを忘れて休め〟とクギを刺されていた。それでも「今年の走り始めがダービーでは不安」と今大会の参戦に踏み切った。
 「うれしいよりも、ホッとしたが8割。それだけ(ナショナル)チームが人気になってることをオッズで分かっていたし、応えないといけないと思っていた」
 
 出場するからには結果を出さなくてはいけない。それが〝二足のわらじ〟で自転車道を極めようとする者の宿命であり、S級S班の責任である。別線の激しい抵抗、GP2冠・浅井の差しを封じての勝利で、それをきっちり果たしてみせた。
 
 競輪ファンにとって待ち遠しいワッキーの次走は、来月30日に開幕するGⅠ日本選手権(松戸)だ。
 
 「自転車に関しては現状で満足しているけど、体はまだ鍛えられる」
 
 もちろん、その間も東京五輪出場に直結するワールドシーズンに向けての競技練習が主となるが「グランプリには今年も出たい。数少ないレースの中でも結果を出していく」ときっぱり。金メダル、そして競輪選手としての夢も、どん欲に追い求める。(岡田 光広)
 
 ♤脇本 雄太(わきもと・ゆうた)1989年(平元)3月21日生まれ、福井県福井市出身の30歳。県立科学技術高卒。08年7月プロデビュー。通算成績は727戦259勝。通算取得賞金は4億8542万円。主な優勝は第61回オールスター競輪(18年)、第27回寛仁親王牌(18年)、第3回ウィナーズカップ(19年)。1㍍80、82㌔。血液型A。

 

 ◆次走斡旋 ウィナーズC1着・脇本雄太の次走は4月30日~5月5日の松戸GⅠ日本選手権。
 2着・浅井康太は4月4~7日の武雄記念。
 3着・郡司浩平は4月10~12日の小倉FⅠ。