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【記者コラム】吉岡詩織ガールズ新人V一番乗り

 7月から男子の115期、女子の116期が順次デビュー。男子は在校1位の坂井洋を筆頭に期待通りの走りを披露しているが、ガールズは予想外に苦戦。卒記チャンプの鈴木樹里(豊橋661)は一般戦で逃げ切って何とか面目を保ったが、在校1位の山口伊吹は決勝に乗ったものの1勝もできず(大宮7③❸)。
 
 そんな中、和歌山(7月12~14日)に出走した吉岡詩織(24=広島)が3日間とも逃げ切り勝ち。デビュー戦で完全Vを達成した。
 
 吉岡は元陸上自衛官という異色の転身組。きっかけは広島記念のイベントに出ていたタレントの菊地亜美を見に行ったこと。そこで競輪の魅力にはまった。
 
 独走タイムは優秀で在校3位で卒業。前検日には「前日までは緊張していて腹痛になったけど、今はワクワクしています。早く走りたい」と話していたが、デビュー戦は鐘4角で空いた内を一気に抜け出しての逃げ切り勝ちと幸先のいいスタートを切った。
 
 準決も他を寄せ付けぬ逃走劇で2連勝。決勝は坂口楓華をおさえて本命人気を背負った。「前々、先行」のコメント通り、鐘4角では先行態勢。番手を奪った荒川ひかりを振り切って逃げ切り、最後もVで締めた。
 
 「決勝も先行しようと決めていました。116期が苦しんでる中、完全Vはうれしいです。でも、もっともっと強い先輩がいるので脚力をつけたいですね」
 
 別府サマーナイトの裏開催でトップクラスは不在だったが、デビュー初戦の果敢な走りなら今後が楽しみな存在だ。(下野 章雄)

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