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【記者コラム】競輪祭売り上げ激減、納得する妙案期待

 第61回競輪祭の総売り上げは88億5991万2200円。目標の110億円には遠く及ばず、昨年の106億5084万1900円も大きく下回った。
 
 ナイターGⅠ初年度の売り上げが良かったのはご祝儀相場もある。加えてボートのSGチャレンジカップと同日程だったことも逆風となったが、ここまで落ち込むとは…。何が原因なのか。まずは昼間に付随して行っているフェスティバル(FⅠ)。継続的に競輪を楽しめる利点はあるが、逆に競輪祭のレアリティーを下げているかも知れない。
 
 本編での変更点と言えば4、5日目の12Rに敗者戦を組み、メインカードが11Rで行われたこと。車券購入に大きな混乱を招くことはなかったが、選手サイドの戸惑いは多く耳にした。ファンとしてみても、やはり11Rより格下となる12Rに購買意欲は沸きにくいか。
 
 もしこれが本編とは全く関係のない、単発レースならどうだろうか?東京五輪で自転車競技をどこまで周知できるかがカギだが、来年は国際ルールで行われるエボリューションを組み込むのは妙案かも知れない。他にも反省点は数多くあった。一つずつそれらをつぶしていき、来年の成功に繋げてほしい。
 
 中部地区では2月の全日本選抜開催に向けて豊橋競輪場が盛り上がっている。豊橋初のGⅠ。施設面の改善は着々と進めてきたし、大会を成功させたいという気持ちは選手たちのモチベーションアップにも繋がっている。以前から選手単位での広告活動に力を入れてきた豊橋組。名作映画をパロディー化したカレンダーはすでに豊橋の名物になっているし、最近では金子貴志らを中心にユーチューブなどでの自転車普及活動にも尽力。視聴回数はまだ3ケタ止まりだが、あの手この手でジワジワと視聴者を増やしている。チャンネルは二つ。〝カラフルスタイル〟に〝とよけいガールズ〟だ。全日本選抜までにチェックしてもらいたい。(岡田 光広)