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黒沢S級初V 四日市競輪「四日市伊勢茶杯・スポニチ杯」

↑優勝カップを手に喜びをかみ締める黒沢征治

 

 四日市競輪「四日市伊勢茶杯・スポニチ杯(F1)」のS級決勝が、18日の11Rで行われた。島川将貴を制して最終主導権を奪った黒沢征治(27=埼玉・113期)が飯野祐太の巻き返しを封じて1着。S級初Vを決めた。2着には大外を強襲した大塚英伸が入線した。

 

 打鐘でハナを切った島川に対して黒沢はすかさず仕掛けた。島川もこれに応戦して激しい踏み合いに発展も、黒沢が力ずくで制して先頭に立つ。飯野が間髪入れずにまくりを放つが、懸命に踏み続けて合わせ切り、念願のS級初Vを決めた。

 

 「素直にうれしいですね。島川君を叩いていく作戦だったけど踏み合いになってさすがにキツかった。飯野さんが来たのも分かったので全開で踏んだ。ペダリングを意識しながら最後は気持ちで踏みました」

 

 脚力もあるが、何より気持ちのこもった走りがVにつながった。

 

 「連日先行して決勝に乗れたのは良かったし優勝もできたので。この後は中2日で函館記念。同期の藤根(俊貴)や強い人たちもいるので、そこでもっと活躍できるようにしたいです」

 

 視線は次なるステージへ。S級初Vを期にさらなる飛躍を誓った。(栗林幸太郎)

 

 ♤黒沢 征治(くろさわ・せいじ)1992年(平4)3月12日生まれ。埼玉県出身の27歳。113期。社会人野球を経験して競輪界入り。デビューした18年7月小田原では完全Vを飾る。19年4月小倉で9連勝を達成してS級へ特別昇級。強じんの地脚を武器に、活躍が期待される埼玉のホープだ。同県同期にはS級の森田優弥、植原琢也がいる。