準決10Rは打鐘から一気に叩き返した黒沢の逃げを、寺崎が捲り返して快勝。実力を示したが、本人は「突っ張ろうと思ったけど、体の感じが良くなくて、反応して踏み上がらなかった。スピードが上がっていく感じがない」と状態面に不安をのぞかせる。
「サドル、ハンドル周りをいじっているけど、まだしっくりとは」と修正の余地はあるが、連日の脚勢だけを見れば及第点は付く。和歌山決勝(12R)は強敵高橋にくわえ、近畿も別線となったが、力勝負で突破だ。
【和歌山FⅠ最終日12R】寺崎 力勝負で突破
2021/4/9