準決勝を10秒8→10秒7という破格のタイムで逃げ切った脇本だったが、決勝は中四国勢の2段駆けの前に8番手不発で7着。ダービー連覇にはほど遠い結果となってしまった。「想定内の展開。付き合うと僕の優勝はないので早めに引いて、態勢を整えて行ったけど…。難しかった。雨もある。何より犬伏君が普通に強かった」と新勢力の走りに脅威を抱く。その上で「準決勝で犬伏君を3着に上げたことが失敗。発進役を上げないことが、自分ができる一番の策。今日のことは残さす、次につなげたい」と前を向いた。
▼清水裕友(2着)犬伏君があれだけ行ってくれたのに…。悔しいし申し訳ない。最後はいっぱいでした。
▼佐藤慎太郎(3着)想定通りの展開。あのコースには101%の力で入った。もう一歩踏める余力があれば優勝もあった。さらなる上積みが欲しい。
▼香川雄介(4着)犬伏君も清水君も強くて、自分だけ余裕がなかった。
▼古性優作(5着)一体感がなかった準決勝までの状態では勝負にならなかったと思う。脇本さんに新たな課題を提示してもらったので、気を引き締めて。
▼新山響平(6着)犬伏君のペースが良くて行くところがなかったし、無理やり踏んだら清水君と合ってしまった。実りがあった大会。練習の糧にしたい。
▼和田圭(8着)みんな強い。絶望と限界を感じた。練習しかないですね。
▼犬伏湧也(9着)自分の役割は果たせた。もっとレベルを上げたい。