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【日本競輪選手養成所】寺崎と菊池が初の早期卒業 怪物・滝澤氏から2人にエール

 静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所(滝澤正光所長)で25日、早期卒業者2人の卒業証書授与式が行われた。

 

 今年5月に日本競輪選手養成所選手候補生の養成期間の短縮(早期卒業)に関する規則が一部改正され、2006年の制度発足以来初めて早期卒業認定委員会で認定された。

 

 今回卒業するのは、寺崎浩平(福井・25歳)と菊池岳仁(長野・19歳)の2人。卒業証書授与式で滝澤所長が「令和の怪物として競輪を盛り上げてほしい。新たな歴史を築くことを期待している」と述べると、2人は引き締まった表情に。

 

 高校から本格的に自転車に乗り始めた寺崎は、国体のケイリン優勝などの実績を持つ自転車エリート。養成所では200㍍FDの記録を更新した。「脇本雄太選手は同じ高校の先輩で大きな存在。同期のみんながデビューする7月までにはS級に上がり、3年以内に地元記念で優勝するのが目標」と語った。

 

 小学1年から12年間スピードスケートに励んできた菊池は、養成所で史上初となるゴールデンキャップを2度獲得。ダッシュ力とトップスピードに加え、驚異的なスピード持続力が武器。「選手としての目標はグランドスラム達成。ナショナルチームでは競技のケイリンで世界一になること」と力強く宣言した。

 

 寺崎は1月16~18日の和歌山FⅡ、菊池は同19~21日の岐阜FⅡでデビュー戦を迎える。

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