青森初日2Rでデビューした在校40位の幸田望夢(19=栃木、のぞむ)が逃げ切りで初勝利。今開催に参戦した115期の新人5人の中で、ただ1人白星スタートを切った。
後位が競りになり終始マイペース駆け。「競輪学校の競走訓練は1勝もできなかった。勝ててうれしいです」と初々しい笑顔を見せたが、「前を叩くのが下手で後ろの野崎さんに迷惑を掛けた」と反省も忘れなかった。
師匠で父の光博(67期)から「力を出し切るレースをしてこい」と背中を押されて競輪人生がスタート。「前検日の前日が一番緊張して、レース前は緊張しなかった。冷静だったから先輩たちのアドバイスを受け入れながら走ることができた」と父親譲りの強心臓を初陣で見せつけた。
2日目4Rは照井拓成と同期対決。先行争いを制して連勝駆けに挑む。