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【名古屋FⅡルーキーシリーズ2021】石塚 兄を追い越せ


男子119期、ガールズ120期が7月の本格デビューを前に5月からの「ルーキーシリーズ2021」で実戦デビュー。和歌山の男女2人が早くも注目を集めている。競輪一家の石塚慶一郎(19)、ガールズ在所1位の吉川美穂(28)だ。ともに将来のスター候補性として無限の可能性を秘めている。
 
 父(正浩・56期=引退)、兄(輪太郎・105期)という競輪一家。石塚慶も選手になったのは自然な流れだった。
 
 卒業前まで在所順位は1、2位を争ったが、卒業記念で失敗。最終的には4位に終わった。「卒記で逆転されて4位になったのは気持ちで弱い部分が出た」と悔しさをにじませた。
 
 S級で活躍する兄が師匠になるが「仲間というよりライバル。早くS級に上がって追い越したい」と闘志を燃やす。戦法的に「基本は捲りで勝負していきたい。地脚なんですが、人のスピードをもらってその上を捲るのが得意です。立ち回りもうまいと思っている」と実戦派とアピールする。
 
 競輪と自転車競技の両立を目指す選手が多い中でも「競技は考えていない。競輪一本です。7月の本格的デビューから18連勝してS級に上がって、地元記念で優勝したい。大きな目標はグランドスラム(GⅠ全冠制覇)」と夢はデカい。強気なコメントはまさにプロ向きといえる。
 
 「兄は温厚ですが、自分は負けず嫌い。目標の選手はイメージなら広島の松浦悠士さんです」
 
 全国区のスター選手として大きく羽ばたいてほしい。
 
♢石塚 慶一郎(いしづか・けいいちろう)2002年(平14)1月19日、和歌山県岩出市出身の19歳。119期。日本競輪選手養成所の在所順位4位。師匠は兄・輪太郎(105期)。好きな食べ物は焼肉、寿司。1㍍78、78㌔。血液型A。