ニュース&記者コラム

【鬼脚の読み】武雄初日12R 叩き合いなら山根が捲る

 お世話になってるスポニチさんが創刊75周年を迎えたということで、まずはおめでとうございます。この先もますます発展していくことをお祈りいたします。

 さて、私の冠レースもおかげさまで25回目を迎えることができました。今回は前検日が平塚ダービー最終日ということでS級メンバーは小粒だけど、個性派、実力者が集まり、優勝争いは実に興味深い。初日から各選手の動きをじっくりチャックしファンの皆さんの車券戦術にお役に立てればと思っています。

 初日はV候補が集まる特選(12R)を占う。九州開催ということで気合十分の大悟(林)が風を切るでしょう。展開は番手を回る大塚だけど、本来のキレ味ではない。それでも大塚は別線を止めに行く。大塚が脚力をロスする分、林が直線を持ちこたえる❼=❷を推す。根田は花粉症の影響でしばらく悪かったようだけど、それでも果敢に攻めるのが彼の持ち味。大悟と根田が叩き合う展開も十分考えられる。そこで浮上するのが山根。直前の久留米GⅢで準決に進むなど、売り出し中の若手でもある。山根が単騎で捲りを放つ❹❶、❹❷、❹❸。(スポニチ本紙評論家・井上茂徳)

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