▲▲通算300勝を達成し、指を3本立てる吉永和生▲▲
吉永和生が取手初日8Rで通算300勝を飾った。最終バックからまくった守谷に乗って、直線で外を伸びた。守谷が5着まで沈み、手放しで喜ぶことはなかった。しかし、節目の1勝を知らされると「あっ、そうだった」と守谷の元へ駆け寄って最敬礼だった。
6月の函館記念3日目で王手をかけて15走目での達成。「200勝(07年12月)まではすぐだったけど長かったね。僕ら(追い込み選手)はある意味展開に助けてもらっているのであまり意識していない。でも、500勝を達成してなお上で活躍している年上の人もいるし、それを励みに頑張らないと」。準決勝(9R)は月森後位から301勝目を目指す。