<11R>市橋司優人(27=福岡、写真=右)がトルーマンを破る大金星を挙げた。3日目10R(S級準決勝)は片折亮太が先行し、市橋は中団4番手で脚をためた。打鐘すぎ7番手からトルーマンが巻き返すと、片折―河野通孝が必死に抵抗。市橋が空いた内を突いて最終3角すぎで先頭に浮上すると、外を踏んで迫ったトルーマンを振り切ってゴール。「よく見えていたので行くしかないと思って行った。僕の強みはサラ脚からのドンなので」。3連単17万円超の高配当に貢献し、してやったりの表情だった。
この日は五輪のトラック種目で英国最多となる6個の金メダルを獲得したクリス・ホイ氏が英BBC放送の収録で当所を訪問。同氏から「グッジョブ」と労をねぎらわれて大興奮だった。市橋は「今日は内、内を踏んだのでなんとも言えないけど、初日、2日目より調子は上向き」。単騎戦の決勝でも見せ場をつくってみせる。
【松戸FⅠ最終日11R】市橋 決勝でも見せ場つくる
2019/8/18