地元戦で仕切り直しだ。地元の新人・佐藤礼文(28=茨城)は前場所の松阪FⅡ決勝で痛恨の失格(2失、斜行)。同期の石井洋輝に前を任せ番手の仕事を何度もこなしたが、度が過ぎたアクションで相手選手を落車させてしまった。「初めて人の後ろを回ったので、絶対に横を通したくなかった。もっと周りをよく見て冷静に走れれば…」と悔しそうに振り返った。
失格に泣いたものの、横のさばきは新人離れした動き。「人の後ろを回るのは怖くない。負ける方がもっと怖いですから」。こう言ってのけ強気な一面をのぞかせた28歳は「練習は休まずやってきた。初日からしっかり力を出し切りたい」とホームバンクでの汚名返上に燃えていた。
【取手FⅡ初日4R】佐藤 地元で汚名返上
2019/8/22