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【岐阜GⅢスポニチ杯決勝】単騎の和田必殺Vまくり

 岐阜「スポーツニッポン杯・サルビア賞(FⅠ)」は28日にS級決勝戦が行われ、最終ホームで4番手に追い上げた単騎の和田健太郎(38=千葉・87期)が2コーナーまくりを決めて7月川崎以来、今年2回目のVゴール。なおA級決勝では西谷岳文(40=京都・93期)が優勝した。

 

 見事な状況判断とタテ脚だった。初手は後ろ攻めとなった中部勢追走。中団の吉田が赤板過ぎで先に前を切ると、その上を松岡が叩く。3番手で続いた和田が内に吉田を封じ込む間に、原田が打鐘目がけて強スパート。ホーム前に西日本3車が出切ると、和田はすかさず4番手にスイッチして勝負圏内を確保した。

 

 「前で荒井さんが車間を切り出したし、吉田君は絶対に来ると思った」。その直感と経験則が2コーナーの仕掛けにつながった。番手絶好の荒井もこの仕掛けには対応できず。最後はまくり追い込む吉田を振り切って今年2度目のV。「逃げたのは原田君で、まくってきたのは吉田君。その中で自力で勝てたのは大きい。あとはライン戦のとき、しっかりみんなで勝ち上がれるように」

 

 今後も伊東→高知とFⅠ戦が続くが「共同杯(GⅡ)は予備3番手。何があってもいいように、しっかり準備しておきます」とビッグでの戦いを想定したトレーニングは怠らない。38歳、まだまだ発展途上中だ。

 

 ♤和田 健太郎(わだ・けんたろう)1981年(昭56)5月27日生まれ。千葉県出身の38歳。02年8月に87期生として弥彦競輪でデビュー。S級初Vは05年10月の四日市。昨年6月の函館で記念初制覇。同期には平原康多、園田匠らがいる。1㍍72、78㌔。