福井に出撃する113期の上田尭弥は3月にS級へ特別昇級後、FⅠ戦で4場所連続して決勝へ進出。その勢いに乗って6月久留米記念に参戦したが、最終日の落車で一頓挫。「初めての落車。アマ時代にも1回目もなくて恐怖心があって…」。落車後は納得する走りができていなかったが、8月小田原GⅢでは4日間、最終バックを取って2連対を果たした。
「消極的なレースになっていたので、初心に戻って先行一本で戦った」と攻めの気持ちが好結果をもたらした。「同期の活躍は意識するが力を出し切るだけ」と予選9Rも果敢に発進だ。