116期のルーキー・加藤舞(22=秋田)が2日目6R(ガールズ予選2)で2着に入り、初の決勝進出を決めた。
前を取って打鐘すぎからカマした中嶋里美に飛びつきを狙った。ピタリと続くことはできなかったが、最後まで踏み切った。接触で後続が離れた恵まれもあったが「ラッキーはラッキーだけど、Sを取っていなかったら2着はなかったし、持ち味の地脚を生かせた」と胸を張った。
デビューから6場所目で決勝に駒を進め「だいぶ苦労しました。でも、ちょっとずつ進歩しているかな。お父さん(元選手の忍さん)も喜んでいると思います」。
瞳を潤ませたのもつかの間、「チャレンジャーとして決勝でも存在感を出せるように」と意気込んだ。