準決11Rの黒沢征治は叩かれ7番手に置かれたが、鐘3角から強烈に巻き返し主導権奪取。最後は番手の諸橋愛(1着失格)にかわされたが、繰り上がりの1着で決勝へ駒を進めた。「諸橋さんがいろいろなケース考えてくれました。出切ってから2コーナーからの踏み直しは最近の中では一番良かった」。8月弥彦の決勝戦で落車してからやや勢いは鈍ったが、本来の勢いを取り戻す印象だ。4月小倉で特別昇級を果たしてS級ではすでに3V(ブロックセブン含む)と素材は一級品。強力な北日本や中国勢を封じて豪快に飛ばす。
【広島FI最終日11R】黒沢 気配上向き
2019/10/30