直前の高松FⅠ決勝で落車し、体調面が懸念された吉田拓矢だが、二次予選、準決を1着でクリアし不安を一掃した。セッティングを元に戻して臨んだ準決は鐘前から上昇し抑え先行で堂々と押し切った。奮起するわけがある。来年5月、京王閣で行われるダービーの選考用賞金(今年2月から来年1月まで)は現在、2456万円余りで26位。特選シード権(27位まで)がかかる身なのだ。好回転の吉田は「特選シード(ダービーの)は大きい。決勝でも結果を残したい」と目を輝かせた。
【佐世保GⅢ最終日12R】吉田拓 不安一掃
2020/12/20