単騎戦の守沢は初手から南関勢を追走。「あの並びになった時点で先行するのは深谷君しかいないと思っていた」。その読み通り、深谷が赤板で先行態勢に入る。番手捲りの郡司―和田にぴたりと続いて3着でゴール。GⅠ決勝で初の確定板を確保した。「打鐘くらいから理想的な流れになった。南関勢のレース運びに全く隙はなかった。ただ、付いていただけで自分では何もしていない。表彰台という結果はうれしいけど、次は北日本勢とラインを組んで結果を残せるようにしたい」と前向きに話していた。
▼和田健太郎(2着)自分のミスで前が取れず…。それでも深谷君がしっかり仕掛けてくれた。落車の影響が残る中でここまでやれたのは前2人のおかげ。
▼松浦悠士(4着)あんなに早く深谷君が目いっぱい行くとは想定していなかった。今節は前検日の指定練習が一番感じ良かった。
▼諸橋 愛(5着)最後は内に行きたかったが、平原君の車体故障で行けず。
▼園田 匠(6着)どん底の状態から立て直せたのは良かった。内を狙っていたが凄い音がしたので。
▼清水裕友(7着)対応が遅れた。最終Hであの位置では勝機はなかった。
▼平原康多(8着)2段駆けは想定通り。乗り越えられなかった自分の力不足。落車でフレームが駄目になったのは余計だった。
▼深谷知広(9着)後ろの2人がワンツーで最低限の走りはできた。次は優勝争いに加わりたい。
【川崎GⅠ】3着・守沢 GⅠ決勝初の確定板
2021/2/24