3連続GⅠ優勝を狙った郡司は写真判定の結果、微差の2着に泣いた。「ゴールした瞬間、勝ちはないな、よくて同着と思っていた。そんなにうまくはいかないですね」と話すが表情はすがすがしかった。真杉を出させず関東の2段駆けを封じると、返す刀で清水―松浦の3番手に追い上げる縦横無尽の動き。「もっと位置が悪ければ迷わず仕掛けていた。あまりにいい位置を取れたことで逆に弱気になってしまった。ただ、シリーズを通して自力で動いて結果も出せた。収穫は大きかった」と確かな手応えをつかんだ。
▼佐藤慎太郎(3着)ゴール前は松浦君に肘をかけられて。自分に余裕があれば避けてハンドルを投げていれば頭まで届いたかも。
▼浅井康太(4着)郡司君が3番手に入ったので佐藤さんの後ろに切り替えて最後の伸びも良かった。GⅠで上位選手と戦って得るものは凄く多かった。
▼武藤龍生(5着)レース前は凄く緊張した。
▼平原康多(6着)もっと早く真杉君が郡司君にプレッシャーをかけていれば流れが変わっていたかも。帰ったら悔しさがこみ上げてくるかもしれないが、初日にG後落車してきつかった。やっと終わった感じ。
▼清水裕友(7着)GPやウィナーズCで散々お世話になっている。松浦さんが優勝して良かった。
▼真杉匠(8着)ラインに迷惑をかけた。
▼松岡健介(9着)3番手取れたけど…。GⅠ決勝に乗れたことを自信に。
【京王閣GⅠ決勝】郡司 2着も収穫
2021/5/10